アメリカン・サイコ
何となく鋭そうな私立探偵の役でしたが、何しろ出番が少ないです。
尻尾をつかみそうな怪しげな余韻は濃厚にありました。
映画自体がどうも好みじゃなかった。ホラーなんですけどねぇ。
脳内ホラーっていう感じで、流血や主人公が何するかわからないという怖さはあるけど・・・
血は出てくるけど、そんなに怖くはないし。かえって笑ってしまいそうな・・・。
デュフォーが出てないと見なかったろうなぁ。
落ちがどうも気に入らないので、デュフォーが出ていてもつまらないぞ!
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イグジステンズ
前半のファナティックな感じのスタンド店員、後半は地味そうなおっさんで出ています。
うーん、スタンド店員は怪しさはあります。
ちょっとはじけ気味かな(苦笑)、まぁ。生体系ネバネバが好きなんでしょうね、この監督。
映画というよりはTVドラマ向けの内容かな〜。
途中がややだるいし、落ちがわかってしまうと2度とは見れません。
うーん今ひとつ。勧められません。
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「BODY」
お話は、大富豪の心臓悪いじじいの愛人(マドンナ)が、激しいHで爺を殺したのかどうか?という・・・多分、ミステリーです。
デュフォーはその愛人の弁護士役で、微妙に誘惑されつつ、意図的に殺したのか謎を・・・あんまり探ってないな。(笑)
疑いつつ誘惑されて家庭不和になっています。身も蓋もない謎の解け方なので、つまらないかも。
映画全体の見所は、マドンナの均整の取れたナイスバディでしょう。他はあまりないですねぇ。
そうだなー・・・。デュフォー好きとしては、中途半端にデュフォーの体が見えてもあんまり評価できないな(苦笑)。
萌え所は、蝋たらされて火傷の跡がついた胸を、デュフォーがタオルで奥さんに隠すところでしょうか。
えー、この話のポイントは、きっと、「蝋を人にたらす時は低温蝋燭”血飛沫”を使いましょう」にちがいない。
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「ルル・オン・ザ・ブリッジ」
待てども待てどもデュフォー様が出てこない。1時間を過ぎてからやっと、怪しい教授役で現われました。
多分この話は、寓話なんだろうな。好きなものは好きと言い張れ、認めろ、ということなのか?毎度ネタバレで申し訳ないが、あの光る石は結局何だったんだろう?主人公がこの世へ戻るためのパスポートだったのか?ぐがー、原作小説を読んでいないと、ちっともわかりませんがな。
あの主人公から話を聞きだそうとしている教授は、さしずめ閻魔様とかそんな役割〜?うーん・・・。だったら、あの女の子が映画撮ってる所はいるのか?いや、無いと淋しすぎるけど、・・・そういう運命もあったかもってことなのだろうか。それとも、ほのぼのとしたフォーリンラブなお話だったのかしら?ああ、(苦笑)ラストで脱力してしまったな。
ZAZAがスポンサーなら、この脚本なら、金出さん。(いきなり何様と突っ込まないように)
悪い話じゃないんだけど、ややだるい話だ。どうせなら、主人公をもう少しわがままで悪党にする。あれくらいじゃ、小悪党にもなりゃしない。ただの近所の嫌なおっさんだ。(悪役マニアの発言ですから・・・スルースルー)それともあのレベルの悪さが狙いなのか。
(あ、いや、スポンサーだったらやっぱりお金出して、撮影現場のデュフォーを見に行くかな?)
そうでんなぁ・・・見所ですか、「雨に唄えば」をやってくれるデュフォーかな。あとは、ライティングが良い・・・のかも。
光の当て方は好き。どこってそれは、教授の出ている所だけど。
他は、結構・・・・低予算な気配がしました。
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笑ったところが2箇所ありました。主人公がクラッカー一気に食べてのど詰まらせて咳きするところ。
あれは、塩気がきいていてあれだけでも結構おいしいですよね。
もう一箇所は取調室状態の主人公と教授。あの机の上にあるライトが、「おまえがやったんだろ?カツ丼食わせてやるから、吐け」とかの警察コントで見かけるようなタイプで、ちょっとおかしかった。
ちょっとフォローするなら、他の人々の演技力とか、(そんなことがわかるのか?ZAZA)そっちのほうは別に何にも問題は無いような。
しかし、人には勧めない。この話はよくわからないなぁ。
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