映画の感想 スパイダーマン
TV放送2回目を見てグリーン・ゴブリン役のウィレム・デュフォーにはまって
しまった「ウィレム・デュフォーブーム‘フラッシュポイント‘」な作品。
1回目はへー、わかりやすい演技するひとだなー。ぐらいにしか思わなかった。
2回目で、パパ・・・もしかして、かっこいい!?と転げ落ちるようにファンの道へ。
パパなんですが、何回も見るとあちこちに突っ込みどころがありすぎます。
出だしでは、白衣が素敵な科学者のはずなんですが、身体能力増強剤の実験のため
いきなり白衣を脱ぎ捨て、上半身裸です。しかも、この人は服を着ているとやや小さめの
体格に見えるんですが、脱ぐと突然マッチョに変身します。二回りくらい大きく見えます。
・・・・・・・謎です。
脱いでから台に乗って金属の抑制具に「冷たい」って・・・。
えー・・・、ここ笑う所ですよね?笑って良いんですよね。
白衣を脱ぎ捨てて、ガス吸引。
ガスが入ってくるときの「はーん」な顔がツボにはいりました。
ぐへへへ、この顔いいぜ。
そ、そういえば電極はいつのまについたんだ!?とか、細かい事を気にしてはいけません。
そういうのは山ほどありますけれど、皆気にしないように。
そして、社長解雇。
解雇直後の半分邪悪な顔がもう何ともいえません。素敵です。
ハートを直撃です。
そして、グリーンゴブリンとして活躍するんですが・・・。
基本的には平和主義なんでしょうねぇ。
スパイダーマンを眠らせて攫って闇カルテルの申し込みです。
丁寧に抱いて連れ去るんですよ。
あの抱き方は悪役がヒーローを連れ去る抱き方じゃないだろぅ!!
しかも、「マスクマンが動けなくなったらマスクを剥いで二度とリングへ上がれないようにしてやる」
なんて、プロレスのセオリーはグリーンゴブリンは持ってないようです。
捕獲したら、顔を見るのが当然だろうと思うんですが(苦笑)。
日のあるうちに眠らせたスパイダーマンを、暗くなるまで起きるのを待っています。
寝かせてくれるんです。無理に起こしたりしないんです。パパ、優しすぎます。
グリーンゴブリンになっても良い人すぎます(笑)。
スパイダーマンの頭ぺしって叩くぐらいで良いんですか!?
マスクはいで、額に油性マジックで「肉」ってかいたりしないんです。
ジェントルマンだ・・・。
さらにノックアウトです。
ノーマンパパとグリーンゴブリンの対話シーンでは、パパの弱さが露呈します。
鏡のシーンでは「おお芸達者」と思いました。
髪型が何か微妙に違うじゃないかなどと突っ込んではいけません。
名演技ですから!
しかし、あのくどい柄のガウンは何とかならないでしょうか(苦笑)。
ワイシャツと色があっていないような・・・。
そして、スパイダーマンの正体を知ったパパは半べそです。うわー・・・。パパ、いい人だぁ!
でも、相談相手はグリーンゴブリン。
だめだって、パパ!そんなヤツのアドバイスを真に受けちゃ・・。
失恋したハリーとパパが抱き合うシーンがありますが、ノーマンパパがひしっと
くっついているのにもかかわらず、よくみるとくっついたあとにハリーは
ちょっと頭を引いています。
もしかすると、あまりにラブリーパパなので、ハリーは「パパどっか変?」と思って
ちょっとひいちゃうという演出だったのかもしれませんが・・・。
見ていたZAZAは、ジェームス・フランコよ、もっとぴったりくっつかんかい!
一般庶民はそうそうデュフォーと抱き合えないぞ!
ハリーの親不孝者!(苦笑)嫉妬ビームを思わず発射してしまいました。
・・・ぴったりくっついていても、やっぱりビームは発射されていたのかも。
そして最後。
「ハリーには言うな」
パパー!!じたばたじたばた・・・・。ラブだぁー!!
あまりにも衝撃的なノーマンパパとの出会いが、久しく使っていなかった
ZAZAのラブラブ回路のスイッチを入れたのである。
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